2013-08-03
【美白な白ナス】
最近、マルシェ・八百屋さん・スーパーでも見かけることが多くなった「白ナス」
これどう?
なぜ白い?
一般的な紫色のナスにはその皮にアントシアン系色素の「ナスニン」というポリフェノールが含まれていますが、「白ナス」にはこの色素が含まれておらず、葉緑素もないので真っ白になる。
栄養価は?
「ナスニン」にはがん予防、眼精疲労、老化予防、高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防などの効果があると言われていますが、残念ながら白ナスには「ナスニン」が含まれていないため、その効果は期待出来ませが、とはいえ、白ナスに含まれている栄養素は普通のナスと全く同じです。不思議ですね。食物繊維は比較的多く含まれていますし、高血圧や動脈硬化、胃液の分泌、肝臓の働きなどにも効果があります。
白ナスは、一般的な紫のナスに比べて「皮が硬い」と言われている。何故か?
紫色のナスは紫外線から自身を守るために紫色の「ナスニン」で保護する!賢いなぁ〜。
しかし白ナスは「ナスニン」が含まれていない!!だから、守るために皮を硬くしてしまうみたいだ。
人間でも紫外線を浴び続ければ皮膚が硬くなっていく・・・。(悲しい・・)
皮が硬く、果肉も締まっている。栄養価は紫のナスと同じ。原産地はインドといわれているが、物珍しさから最近、日本各地で見られるようになった。
料理に紫ナスを使うと料理全体が黒っぽくなってしまうが、白ナスはその心配がない。厚さ1センチメートル程度に輪切りにしてフライパンでじっくりと火を通すと、果肉がとろりとなってフォアグラのような食感になると言われている。