2013-05-18
【山菜の王様 行者にんにく】
今回の、これどう?は?
味、効能、他の食材との相性、
どれをとっても間違いなく山菜の王様“行者にんにく”で
これどう?
【行者にんにくとは】
「ギョウジャニンニク」という名前の由来は、山にこもる修験道の行者が食べたことからとも逆にこれを食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べることを禁じられたからとも言われている。
生育速度が遅く播種から収穫までの生育期間が5年から7年と非常に長いことから、希少な山菜とされ、市場に出回っているものは少量にもかかわらず高値で取引される傾向にある。
【栄養成分】
アリシン(硫化アリル)をたくさん含んでおり、固まった血液を溶かし、血液中の脂肪を減らす効果があるそうです。これによって、疲労感、肌荒れの原因となっていた内蔵脂肪が減り、内側から痩せる「ダイエット効果」があるともいわれています。血液がサラサラになると、血圧が安定し、視力衰えの抑制につながり、生活習慣病の予防にもなるともいわれています。葉酸を多く含むので、ビタミンB2を多く含む肉類(レバー、牛肉、豚肉)と組み合わせて料理すると、赤血球の新生にも役立ちます。
【食べ方】
5月上旬から中旬頃の短い間の山菜として知られており、葉茎を主に食用として用いるが、しょうゆ漬けにして保存したり、生のままやおひたし、ギョウザ、卵焼き、茎もそのままで焼いて食べても良い。茎の太さが1cm程度でまだ葉の開かない状態のものが、味、香り共に濃く珍重される。特に軟白栽培した物が人気である。
ベジマニ事務局の一言:
香りも味も、にんにくです!にんにくの芽に近い感じで、事務局では炒め物が人気でした!
味も栄養も、濃いため食べ過ぎ注意!後、口臭もね!
現在、心無い方々が大量に、根こそぎ採取してしまうため、
天然の行者にんにくは絶滅の危機となっています!
現地販売・ネット販売などは栽培され販売しているものが、ほとんどです。
貴重な「行者にんにく」を後世に残していけるようマナーを守って美味しくいただきたいものです!